1977年11月3日『NIAGARA CALENDAR`78』の収録楽曲「Rock'n'Roll お年玉」、「五月雨」、「クリスマス音頭」のコーラス・ダビングが行われました。 #大瀧詠一 #大滝詠一
1977年11月3日
この日、福生45スタジオにおいて、大瀧詠一さんのアルバム『NIAGARA CALENDAR`78』に収録される楽曲「Rock'n'Roll お年玉」、「五月雨」、「クリスマス音頭」のコーラス・ダビングが行われました。
Producer:大瀧詠一
Arranger:多羅尾伴内
Engineer:笛吹銅次
Chorus:Orange Blossoms(伊集加代子、和田夏代子、鈴木宏子)
大瀧さんが何かと世話になっていたコーラス隊「シンガーズ・スリー」ですが、この時期は伊集加代子さんを中心としたコーラス・グループとして活動していたものの、「シンガーズ・スリー」という名前は使っていませんでした。
大瀧さんは、愛情を込めてレコーディングのたびに名前を考え、クレジットしていました。
このアルバムでは「Orange Blossoms」と名付けられ、参加したシンガーは伊集加代子さん、和田夏代子さん、鈴木宏子さんの3人です。
「Rock'n' Rollお年玉」
最初から最後まで三声で構築されたユニークなコーラスが展開されています。
基本的に同じ内容を2回録音し、厚みを出しています。
「五月雨」
3回録音してピンポン録音でまとめる作業を繰り返し、最終的に2つのトラックに集約しました。
「クリスマス音頭」
後半の転調部分の繰り返しは大変でした。
Orange Blossomsも最初はついてきますが、「まだ上がるの?どうするかな」などとモゴモゴ言いながら軽く合わせ続けます。
さすがに「もう無理」というあたりで「ジングル・ベール……キャッハハハハ」と笑い声が入り、テープが止まりました。
(出典:大滝詠一レコーディング・ダイアリーVol.1)
『大滝詠一レコーディング・ダイアリーVol.1』には、「Rock'n' Rollお年玉」と「五月雨」にEVENTIDE(デジタル・ディレイ・マシン)によるエコーをかけたと記されています。
しかし、大瀧さんは『新春放談』で、福生45スタジオにはエコー設備がなかったため、『NIAGARA CALENDAR`78』ではダビングを重ねて残響効果を出したと語っています。
ラジオ音源は、2008年1月6日・13日放送の『山下達郎のサンデー・ソングブック・新春放談』からのものです。
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